人生100年時代の歯科医療を築く
オーラルフィジシャン
育成セミナー

四半期思考から四半世紀思考へ

社会が求める「時間の使い方」を歯科医療者は改めて意識し、自院に来院する人はどのように時間を使い、何歳の時にどうなって、80歳や90歳の時には、この人はどういう生活をしていたいかを思いえがいてみることが大切です。
これからは、医療の進歩や生活意識、食の改善などにより、現在60代前半の人は、50%の確率で90代前半まで生き、健康に過ごせる期間もどんどん長くなるといわれます。いまや人生100年を前提に人生を考える「ライフシフト」はいよいよ現実味を帯びてきています。

こんな時代を指してバイオリニストのスティーヴン・ナハマノヴィッチは、「時間がたっぷりあると思えば、立派な大聖堂を建てられるが、四半期単位でものを考えれば、醜悪なショッピングモールができあがる。・・・・長寿化は、人がショッピングモールではなく、大聖堂を建てることを可能にするのだ」と語っています。(『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』の一文を要約)

とはいえ、歯科医療者にこんな現実を直視できている人はまだ多くありません。

セミナーの目的

Oral physicianとは、これまでの歯科医師が「壊れた口腔を修理する大工さん」だったのに対し、患者の一生を考えた計画をもとに口腔環境を俯瞰的に診る設計士のような存在です。

セミナー創始者
熊谷 崇

このセミナーは、2004年に山形県酒田市の日吉歯科診療所理事長 熊谷 崇が開始しました。全3回のセミナーは60期を超えて開催され、トータルで700医院を超え3500人あまりの受講者を全国に輩出してきました。
日吉歯科診療所
熊谷 崇
アップルデンタルセンター
畑 慎太郎

講師

このセミナーの講師・関係者は、オーラルフィジシャン医院の院長として日本各地で開業し、また各医院のスタッフとして、日々の臨床にMTMに基づいた予防歯科を実践しています。

MTMとは

エビデンスにもとづきリスクや知識を患者と医療者が共有することで、予知性の高い診療と長期的な患者との信頼を築く究極のメソッドがMTMです。